【アメリカ名作】SEXUAL HEIGHTS 1981 セクシャル・ハイツ
離婚した3人の仲間が、仲間の1人の結婚を台無しにした若く魅力的なベビーシッターに復讐するため、ある計画を企てる。
監督
カルロス・トバリーナ
出演
ジョン・ホームズ
トニー・パール
マイ・リン
60年代から70年代にかけて、カルロス・トバリーナはロサンゼルスの伝説的なマヤ・シアターを含むカリフォルニアの成人映画館を複数経営し、その敷地内で数々のエロティックな「大作」を撮影しました。ポスターやタイトルで約束されたエキゾチックなロケ地として、匿名のビーチがよく使われました。例えば、「I AM CURIOUS TAHITI! 彼は、1974年の『SEXUAL ECSTASY OF THE MACUMBA』でカルト的なポルノ女優、ニーナ・フォースとハードコアな領域に足を踏み入れた際に、「トロイ・ベニー」という異名を名乗った。その後も数多くの姦淫映画を制作したが、業界のトップスターが多数出演しているにもかかわらず、そのほとんどは落胆を誘うような無気力さが目立っていた。しかし、そのルールにはいくつかの例外があり、活気あふれる『SEXUAL HEIGHTS』は、アダルト映画監督としてのトバリーナの最高傑作に私の票を投じたいと思う。
表向きのプロットは、離婚した男たちが、彼らの結婚を台無しにした***のベビーシッター（輝くようなタウニー・パール。彼女は、カーディ・スティーブンス監督のオリジナル版『TABOO』で、マイク・レンジャーとドロシー・ルメイとの3Pを演じ、私の記憶にしっかりと刻み込まれている）に復讐を企てるというもの。*や****、ポルノビデオを買い込み（セリーナ、アンジェル・デュシャルム、ジョン・シーマンが出演するトバリナの別の撮影の未使用映像が流れる）、ハーシュがメイドに扮して「夫」ジェイミー・ギルと 、ジェシー・アダムス（トム・ジャノヴィッチ監督の『SMALL TOWN GIRLS』でシャロン・ケインと共演したハンサムなブロンド男優）を「妻」として、ミルトン・イングリー（別名「マイケル・モリソン」）を運転手役として登場させている。
おいしそうなタウニーを招き入れ、架空の子供（ベビーベッドに寝かされた人形。彼女は確認すらしない！）の世話を頼み、夜の街へ繰り出すふりをして外出する。実際には、それぞれがベビーシッターの尻の一片を手に入れるまで待ち構えているのだ。この単純な状況が描かれると、タウニーがガールフレンドたちに電話して、*盛り大隊に対する必要不可欠な援軍を要請する場面で、アクションはほとんど途切れることがない。豊満な黒髪のホリー・マッコール（サム・ウェストンの『NOTHING TO HIDE』のうっとうしいウェイトレス役）と、しなやかなブロンドのライサ・サッチャー（ハワード・ウィンターズの『NEON NIGHTS』の魅惑的な主演女優）は、それぞれ強力な官能性を備えている。***前半のワン・ショット・ワンダー、****・グラントは、いかにも***に見えるが、クライマックスの集団での性的な行為に参加する彼女の熱演には、禁断の香りが漂い、政治的に正しい観客には不快に映るかもしれない。
映画の主な流れの中に、ジョン・ホームズと魅力的な赤毛の女優キティ・シェイン（ジョン・レスリーのうるさい隣人役、ジェフ・フェアバンクスの秀作『EXPOSED』より）と、このジャンルの万能キャラクターである東洋人のマイ・リンのシーンがいくつか挿入されている。ビデオ映像と同様、これらは当初はトバリナの別の組み立てライン製品用に用意されたループだったのではないかと思ったが、ホームズとギリスとの掛け合いで、オリジナルのミスター・ビッグがこのプロジェクトに確かに深く関わっていることが証明された。復讐の企ては不快に感じる人もいるかもしれないが、映画の中で無害な形で表現されているため、おそらく批判的な意見は覆されるだろう。この軽度の破壊的な内容が引き起こしたかもしれない不快感を和らげるような、「真実の愛はすべてに打ち勝つ」というような結末さえある。
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