【アメリカ名作】The Young Marrieds 1972 若い夫婦
ベン（ルイス・ウルフ）は、妻ジニー（アリス・フリードランド）にまったく魅力を感じなくなってしまったため、ストリップクラブで過ごすか、**婦を買ってセックスすることにほとんどの時間を費やしていた。ジニーは魅力的な女性だが、ベッドでは退屈な女性だった。しかし、ベンはある日、カメラをベッドルームに持ち込み、それがジニーを興奮させ、やがて2人は気分を高めるために新しいアイテムを試すようになった。
監督
エドワード・D・ウッド・Jr.
脚本
エドワード・D・ウッド・Jr.
出演者
ディック・バーンズ
アリス・フリードランド
ジョージ・ブラック
『THE YOUNG MARRIES』は1972年に公開され、カルト的人気を誇るエドワード・D・ウッド・ジュニア監督の最後の作品となった。残念ながら、公開後まもなく行方が分からなくなり、ガレージセールでフィルムが見つかるまで数十年間行方不明になっていた。この映画は、ウッドがこのジャンルで手がけた過去の作品とはかなり異なっている。『NECROMANIA』と『NYMPHO CYLCER』はどちらもハードコアな要素を少し取り入れただけでしたが、この作品は完全にそのジャンルにどっぷり浸かっています。 ウッドのファンは、この作品がどれほど生々しいものか見て少し驚くかもしれません。なぜなら、これは間違いなくハードコアな作品だからです。
ハードコアな作品であるがゆえに、私は正直に、ウッドがどれほど監督したのか、あるいは他の誰かがより多くの指示を出したのか疑問に思います。ウッドの作品らしくない部分が本当にないからです。他の2作品にはなかった「お宝映像」が、この作品では随所に見られます。また、カメラの動きも多く、性的な場面を余すところなく捉えています。おそらくウッドは、この2作品でこのジャンルについて多くを学んだのでしょう。いずれにしても、この作品は監督が新しい試みに挑戦したものなのかもしれません。
いずれにしても、全体的には少しエンターテイメント性の強いハードコアな作品だ。 演技は思ったよりも少し良いし、フリードランドが役柄にぴったりで魅力的であることは疑いようがない。 撮影技術も思ったよりも良い。 映画は、私たちが目にする様々なことを説明するナレーターが、あまりにもドラマチックに語り過ぎるため、監督の『GLEN OR GLENDA?』を思い出させる始まり方をした。最初のパートで、夫と娼婦の会話中にナレーターが語るセリフを聞けば、きっと驚くはずだ。
『ヤング・マリーズ』は、監督のファンが楽しめる作品だ。監督のキャリアの中で、この作品は間違いなく異色作であり、よりプロフェッショナルな作品に仕上がっている。この作品以降、なぜこのジャンルで多くの作品を撮らなかったのか不思議に思うほどだ。
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