墓参りのため僕は地元へ帰省をしていた。 毎年恒例となっていた行事だが、今年は親*が家を売るため例年とは違い僕の泊まる所がないらしい。 黄昏ながら故郷を歩いていると、同級生のりょう・タカシ夫婦と再会する。 りょうは僕の初恋の人で今ではタカシの奥さんだ。そして二人に誘われてトントン拍子で家に泊めて貰える事になった。 その時は学生時代に止まった時計の針が動き出すなんて思いもしなかった…。
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