後編【アメリカ名作ポルノ】The Ultimate Pleasure-2 1977 究極の快楽 1977
後編
美しいが冷淡な妻との夫婦関係に悩むタクシー運転手が、乗客がタクシーに残した金の詰まったスーツケースを見つける。
監督
カルロス・トバリーナ
脚本
エドガー・G・ウォーレン
主演
クリスティン・ヘラー
ジェフ・ライル
アネッタ・ヘヴン
サンディ・ピニー
クリステーン・ヘラー（今回は美人だが下品な女優）とジェフ・ライルが不幸な結婚生活を送り、序盤のかなり不可解なシーンで紹介される。タクシー運転手のジェフが後部座席で金の詰まったスーツケースを見つけ、娼婦アネット・ヘイヴンと暮らすためにラスベガスに向かう。
ジェフがタクシー会社をクビになったり、ギャグ効果音の吹き替えでトイレに座るシーンがあったり（どうやらトバリーナのフェチらしく、以前『マリリンと元老院議員』で悪用された）、無意味なセックスシーンがあったりと、ほとんどのアクションがまったく意味不明だ。
主な物語の筋は、結婚セラピストのポール・トーマス（おそらくこのような問題で私が見るのは最後の男）とニーナ・フォーゼ（カルロスの主役はいつものようにミスキャスト）にまつわるもので、彼らはナンセンスなことを口走る。典型的なトバリーナがお気に入りの石けん箱に乗り、ポール・トーマスは、広告業界とそれがいかに社会を堕落させたか（MAD MENの時代）を批判する、ばかげた暴言を1つか2つ、人気ブランドのタバコの広告看板のモンタージュを駆使して朗読する。カルロスは金持ちになるためにポルノ映画を作り、展示したのだろうか、それともジョージ・ソロスやコーク・ブラザーズのように、単に目的のために手段を選ばなかったのだろうか。
善良な医師が主人公とヒロインに**術をかけるセラピー・セッションは、カルロスが自分のノルマである乱交映像を盛り込むための仕掛けに過ぎず、醜悪なセットでチープなファンタジーとして演出され、ジョン・ホームズ、キャンディダ・ロワイヤル、ジェイド・ウォン、ダシール・ミゲレといった有名タレントがちょい役で出演している。
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