後編 【アメリカ名作ポルノ】The Opening of Misty Beethoven 1976 ミスティ・ベートーヴェンのオープニング
後編
ポルノとピグマリオンの出会い。娼婦のミスティは、彼女を "情熱のどん底 "から "情熱を刺激する人 "に変身させることができると考える性科学者と出会う。ミスティは同性愛の芸術家を誘惑するという大きな試練のために訓練されるが、博士とミスティの関係は不安定なままだ。
監督
ラドリー・メッツガー
脚本
ラドリー・メッツガー
主演
コンスタンス・マネー
ジェイミー・ギリス
ジャクリーン・ボーダン
もしジャック・ホーナーが『プリティ・ウーマン』を撮っていたら
ブギーナイツ』でバート・レイノルズが演じたジャック・ホーナーは、"本物の映画 "を作ろうと決意していた。70年代半ばのプロダクションのクオリティや衣装に至るまで、おそらくこんな感じになっていただろう。この映画を観たことを恥じる人はいないだろう。ポルノ映画でありながら、ウィットに富んだ知的なコメディなのだ。その証拠に、ジェイミー・ギリスと客室乗務員のやりとりを見てほしい。初期のウディ・アレン映画と同じくらい面白い。また、『ブッチ・キャシディとサンダンス・キッド』やアレンの『セックスについて知りたかったことのすべて』で大きく取り上げられた「詐欺の歌」は、ここで真価を発揮する。そしてあえて言うなら、これは本当に良い「デート映画」だ。1976年くらいから1988年までの12年間、バージニア北部でこの映画が上映されていたのを覚えている。80年代後半にビデオ屋が繁盛していなかったら、今でも上映されていたに違いない。この映画には間違いなく持続力があり、フィルムの古さがその魅力をさらに高めている。
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