後編【スペイン名作ポルノ】The Gigolo(1) 1995 ジゴロ
後編
制作プロファクション「プライベート」の製作チームがモロッコを訪れ、2時間半の大作を製作。このスリリングな物語は、若いジゴロの裏稼業に基づく。しかし、彼の取引は金銭だけにとどまらず、その "裏 "取引は高級な性器にも及んでいる！
監督
ピエール・ウッドマン
脚本家
ピエール・ウッドマン
主演
タニア・ルッソフ
キャスリン・レイモンド
ジョイ・キス
非常に素晴らしい超大作
長編『The Gigolo』は、ユーロのポルノ配給会社Privateが豪華で大予算のプロジェクトで先駆的だった頃を思い起こさせる。
前半は、ロールスロイス、フレンチ・リビエラ、素敵なコスチュームの美女たちなど、華やかなジェットセッターの背景が描かれる。タイトルロールのフランク・ヴェルサーチはセックスシーンをうまく演じているが、印象的なシーンはなく、まもなく監督になるフィリップ・ソワンヌが主役として映画を支配している。
しかしもちろん、最も重要なのは女優たちだ。ソワンヌとの新婚初夜をフラッシュバックで見た愛らしいタニア・ルッソフは、今でもプライベート・スーパースターの中で最も愛されており、パート1の最後を飾る****シーンでは、ガブリエル・スクリームがパート2で彼女に使用するストラップオン・ディルドを装着するクリフハンガー・クライマックスなど、格別の演技を見せている。
スクリームはあまり馴染みのない女優で、非常に短いキャリアだが、ここでは文字通りシーンを支配して輝いている。彼女はスターになるべきアメリカ出身のエネルギッシュなパフォーマーだ。実際のスターであるモニーク・コヴェット（ドーセルの最高傑作の一人）とオリヴィア・デル・リオも、短時間ながらスクリーンを照らしている。
ポルノは愚かで、メインストリーム映画の延長線上にはありえないという同じような愚かなコメントを読むたびに、70年代から80年代初頭にかけての有名ないわゆるポルノ・シックな時代だけでなく、嗜好の変化と深刻な予算削減のために、もはや成り立たなくなってしまったVHS時代の大作を思い出す。
Reviews (0)