【後編 TABOO-2】アメリカ名作ポルノ TABOO 2 タブー2
ムラムラした青年が、**との不倫の話をするバーバラとセックスをする。彼は美しい妹とそのゴージャスな*親と付き合ったら
どうだろうと考え、妹は男らしい**のことを考え始める。
監督
キルディ・スティーヴンス
脚本
ヘリーン・テリー
主演
ドロシー・ルメイ
ハニー・ワイルダー
ケヴィン・ジェイムズ
カーディ・スティーヴンスのオリジナル『タブー』シリーズは、ポルノ自体がまだアメリカ文化のタブーであった時代に製作された、非常にユニークなポルノ映画である。
無関係の未婚の男女がセックスすることが忌み嫌われていた時代に、*子相〇をテーマにした映画を作ることは大胆以外の何物でもなく、スティーブンスはそれを1980年のオリジナル傑作で、完全な気品と信念をもってやってのけた。
心を開いて、登場人物とその動機を理解しようとする姿勢でこの作品に接すれば、普段からポルノを観ない人が『タブー』を映画として非難したり、批難したりするような作品だと感じるはずがない。この映画は、孤独と、正しいと感じながらもとても間違っていることをするリスクを扱ったシリアスなポルノ映画だった。
スティーブンスの予想外の成功に続く『タブーII』は、残念ながら、『ディープ・スロート』や『ミスティ・ベートーヴェンの幕開け』のような古典的ジャンルが愛され続ける一方で、オリジナルの『タブー』が非難され、脇に追いやられるような内容になってしまった。物語やテーマよりも、入れ替わり立ち替わりの登場人物や未発達のシチュエーションに気を取られ、記憶に残るような内容ではなく、基本的な自慰的妄想の域に達している。
私たちの物語は、オリジナル映画のバーバラ(ケイ・パーカー)に焦点を当てるのではなく、ジョイスとグレッグのシニア夫婦(ハニー・ワイルダーとエリック・エドワーズ)が性生活に行き詰まったマクブライド家に関わるものだ。一方、**のグレッグ・ジュニア(ケヴィン・ジェームズ)は、ポールのガールフレンドだった妹のシェリー(ドロシー・ルメイ)への性的衝動を抑えられないようで、2人きりになるといつも彼女を誘惑しようとする。映画は、妹を執拗に追い求めるグレッグ・ジュニアと、やがて**を追い求める妹に焦点を当てる。バーバラの役柄は、ポールとのセックスを振り返るために使われ、二人の関係を知り合いに隠さなければならなかった。
オリジナルが**相〇タブーだけでなく、大胆で美しいケイ・パーカーのおかげで、熟女という概念や、ポルノで広く使われる「熟女」という略語を許容できる用語として開拓したのに対して、『タブーII』は、スタイルやアプローチにおいて、多かれ少なかれ普通のポルノ映画であることを杓子定規に示している。ドロシー・ルメイとエリック・エドワーズのセックスが、普通の性交以外の何ものでもない。オリジナルの『タブー』でパーカーとマイク・レンジャーがセックスしたとき、観客の琴線に触れ、不快感が徐々にエロティシズムへと変化していった。タブーII』はその火花を、慣例と、スクリーンの中で弾けるべきものへの飽き飽きしたアプローチでもみ消した。
さらに、臆面もなくお下劣極まりないこの映画の音楽が、迷惑でもなんでもない平凡な映画の続編に、また新たな迷惑の層を作り出している。タブーII』は結局のところ、2度続けて瓶の中の稲妻を捕まえようとしたケースであり、そのようなエネルギーは、完璧に堅実な映画、特にすでに物議をかもしているジャンルにおいて大胆な映画に、自滅的な打撃を与えるだけであることを証明している。
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