【アメリカ名作】Baby Rosemary 1976 ベイビーローズマリー
悩みを抱え、性的に抑圧されたローズマリーは、幼い頃に孤児院に預けられたことを理由に、離れて暮らす**に強い憤りを感じていた。 ローズマリーはボーイフレンドのジョンが求める肉欲を無視したため、ジョンは娼Oのユニスに自分の淫らな欲望を満たしてもらうようになった。
**が急逝したことをきっかけに、ローズマリーは深い落ち込みに陥り、自分自身がセックスと死の超現実的なエロティックな悪夢の世界に巻き込まれていることに気づく。
監督
ジョン・ヘイズ
脚本家
ルース・プライス
ヴァージル・ローム
出演者
シャロン・ソープ
ジョン・レスリー
レスリー・ボーヴィー
*親が亡くなった後、ローズマリー（シャロン・ソープ）は孤児院で育つことになった。何年か経って、彼女は**に関連した精神面や性的な問題を多く抱えるようになった。**を訪ねた際に、彼女は男と別の女に激しくSEXされ、それが彼女の精神を再び不安定にした。数年後、彼女は戻ってきて、**が亡くなったことを知り、これがさらなるトラウマの始まりとなった。
『ベイビー・ローズマリー』は、タイトルからそのように連想されるかもしれないが、ロマン・ポランスキーの映画のポルノ版ではない。楽しいポルノ映画や、基本的に膝の辺りで短パンを捲りたくなるようなアダルト映画がお好みであれば、ジョン・ヘイズ監督のこの映画は避けた方が良いだろう。これはどちらかというと、セックスを極めて醜悪で卑しいものとして扱った心理ドラマです。非常に陰鬱な映画なので、その魅力は限られたものになるでしょう。しかし、間違いなく興味深い映画です。
この映画についてはまったく聞いたことがなかったが、監督のジョン・ヘイズはホラー映画『ヴァンパイア』や『ガーデン・オブ・ザ・デッド』で知っていた。この2作に比べると、この映画はまるで日曜の朝のほのぼのとした雰囲気だ。ストーリー自体が画期的だったとは言わないが、本当にそうではなかった。同時に、あそこまで卑猥でネガティブな形でセックスを扱おうとしたことについては、脚本家兼監督の功績を認めるべきでしょう。暗いテーマを扱ったポルノ映画はこれまでにもありましたが、この映画は最初から最後までひどく陰気です。
私にとってこの映画で最も印象的な瞬間は、ラストでローズマリーの**の棺の周りで奇妙な乱交が行われる場面です。この一連の流れは、いくつかのレベルでかなり不気味でしたが、それを包み込む暗い雰囲気が、映画を見終えた後、映画を見たこと自体が汚らわしいと感じさせるほどでした。また、主役のローズマリー役のソープも興味深いと思いました。実際、彼女がセリフを話す場面では、演技が最も弱く感じられましたが、セリフ以外の場面では、彼女はとても上手でした。特に、彼女のキャラクターが**に襲われる静かな場面では、女優が本当に生き生きと演じていました。
繰り返しになりますが、ポルノ映画はもともとアピールできる対象が限られています。そこにこのような暗いテーマや奇妙なストーリー構成が加わると、BABY ROSEMARYが多くの人を惹きつける映画になるかどうかは疑問です。とはいえ、この映画は確かに良い映画であり、その奇妙な雰囲気が群を抜いています。
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