【フランス 超名作】Contes immoraux 1974 インモラル物語
さまざまな時代を舞台にした4つの官能的な物語。最初の「潮」は現代が舞台で、好奇心から隔離された浜辺で潮の満ち干に縛り付けられた学生と若い女性の従姉妹の物語です。「テレーズ・フィロソフ」は19世紀が舞台で、自分の寝室に閉じ込められた女性が、その中に置かれている物のエロティックな可能性について熟考する物語です。「エルジェーベト・バートリ」は、経験のない女性の血を浴びて入浴していたとされる16世紀の伯爵夫人の肖像画であり、「ルクレツィア・ボルジア」は、ルクレツィア、彼女の兄弟、そして彼女の*である教皇が関与した15世紀の**者的な乱交パーティを描いた作品です。
監督
ワレリアン・ボロズウィック
出演者
リセ・ダンヴェルス
ファブリス・ルキーニ
シャーロッテ・アレクサンドラ
パロマ・ピカソ
マリー・フォルサ
エロティカの巨匠による最高級ソフトポルノ
この素晴らしい作品が多くの人々から誤解されているのは、残念ながら単純な理由によるものです。
それは、この作品があなたを興奮させることを意図していないエロティックな映画だからです。
むしろ、これは時代を超えた性的逸脱行為を逆順で描いた作品なのです。
『不道徳な物語』の4つの章は、それぞれ歴史をさらにさかのぼる形で展開し、そこで描かれる行為は次第に逸脱性を増していきます。最初の章は現代が舞台で、残酷な**と従兄弟との合意の上のセックスが描かれています。2番目の章では、宗教に固執した自慰行為とレOプが、3番目の章ではレズビアンと殺Oが、4番目の章では、**と殺O、そして3Pセックスを伴う法王の**者により性行為の物語が描かれています。
映画の最後の場面は、法王とその女性の子息への洗礼の場面である。中性的な赤ん坊がカメラを見つめながら輝く光を浴びている。これは、**たちの**た重罪が時代を超えて、私たちの性的な軽**をもたらしていることを私たちに思い出させる。イム・ターレスの作品はかなり露骨ですが（とはいえ、ボロフツキはハードコアな作品はほとんど手がけていません）、扇情的ではあるものの、低俗な映画とは言えません。
構図は絵画的すぎます（ボロフツキは映画界に入る前は画家およびアニメーターとして成功していました）。アクションは遅すぎ、道徳的には曖昧で、知的な関与なしには興奮しすぎることはないでしょう。ボロフツキは、私が最も好きなヨーロッパのエロティック映画監督であり、世界的な観点ではラドリー・メッツガーと同等です。『Contes Immoraux（原題）』と『Le Bete（原題）』は、彼の作品の中でも最も親しみやすい作品であり、素晴らしい入門編です。個人的なお気に入りは、いくつかのタイトルで知られる彼の『ジキル博士』です。セックスについて考え、そのテーマと自分との関係について考えたいのであれば、この映画を観るべきでしょう。前戯のネタを探しているだけなら、観る必要はありません。
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